創業350年 京都の種麹屋さん
こんばんは〜
だいぶご無沙汰してしまってごめんなさいっ
寝てたわけではありません笑
味噌の仕込みや、
発酵の大元、麹菌のことをもっと知りたくて、
麹のふるさと、種麹屋さんに行ってまいりました!
創業350年の伝統ある種麹屋さん、
菱六さんです。
看板に「菱六もやし」とあります。
元祖萌え系です。
「萌え」とは小さくて可愛らしい命が芽吹く様を表しています。
なので、豆の命が芽吹くと「萌やし」になるし、
糀菌の命を芽ぶかせるものなので、
種麹を「萌やし」と呼びます。
糀を育ててるともう萌え萌えですよ笑
そんな老舗の重責を担いながらも、
快くなんでも教えてくれる社長の
助野さん。
糀に暮らしを支えられているもの同士、
すぐに打ち解けて、楽しい時間を過ごさせていただきました。
糀を育てるに当たって大事なのは、
種付けしてから20時間以内の温度と湿度。
やっぱり発酵食品は最初が肝心ですね。
お米を蒸すマシーンは、糀の神様、
河内源一郎先生の河内式製麴機。
火の神様を祀る神棚。
京都で火を扱う方々は、愛宕神社を奉る方が多いとか。
発酵居酒屋5や僕の料理は、旨味調味料の様なものを使わないので、糀に旨味を引き出してもらう必要があるのです。
ずっと来たいと思っていた菱六さんに来れてよかった。
菱六さんへの手土産は糀を使った手作りのふなずし。
菱六さんから我が家に来て、
そこから発酵居酒屋5で糀になり、
今度は彦根まで連れていかれた糀たちは、
ふなずしに漬けられ、また我が家で寝かせられ、
そして、とうとう菱六さんのもとへ帰って来ました。
糀菌たちの旅を思うと、わくわくしますね〜